2017年10月16日

ミニチュアガーデンぷち庭 の話 イカした先輩

今回は
ミニチュアガーデンぷち庭の第6話

ミニチュアガーデンぷち庭 の話   イカした先輩



当然ですが
ミニチュアガーデンというものは
既存のジャンルであり

僕が開発したものでも
何でもありません


昔からある箱庭、ジオラマの
使用法の提案にすぎません

がしかし
このミニチュアガーデン
同業の庭師さんと作るととても面白いのです。

まず最初に箱の中で
だいたいの地形を決め
(地割りと言います)、
石、樹木などひとつづつ配置しますが、
人が作ったものを

「ほほー、そうきますか」

「僕なら石はこう置きますね」

「いや、それはコンセプトが違う」

などと、
まるで将棋のように一手一手を
お互いに評価しながら作るわけです。

ビールなんか飲みながら
将棋指すオジさんたちみたいなものです


しかし
それにも先駆者はいるもので


それがコレ!
ミニチュアガーデンぷち庭 の話   イカした先輩

ボードゲーム
その名も 「枯山水」

Amazonで売ってます
お値段 約8000円也

どうですこのブッとび具合

ミニチュアガーデンぷち庭 の話   イカした先輩

最大4人で侘び寂びを競うゲームらしいですね


テレビゲーム全盛のこの時代に。。
発想の斬れ味に震えがきます

2014年発売、
レトロゲームじゃありませんよ

こういったツールで最初はあそびから
京都でお庭を見た際に
「おっ!なんか分かるぞ」って
お庭に興味が湧いたらすごく良いですよね

ミニチュアガーデンぷち庭 の話   イカした先輩

しかしこのカードたち
何に使うんですかね

造園家なら知らぬ者はいない
歴史に名を残すお庭に携わる方々ですが。

人物紹介カードでしょうか
それとも


子供に大人気、
遊戯王のカードみたいに
ミニチュアガーデンぷち庭 の話   イカした先輩
これを使って駆け引きが
あるのでしょうか



千利休>古田織部>小堀遠州
のような力関係があって
カードごとの特徴があるっぽいですね。。


調べると
諸説ありますが
箱庭遊びは
1300年代からあるみたいですね

そんな昔からあったとは

やはり
物作りたちの考えることは
時代が変わっても
なーんにも変わらんな

少し嬉しくもなります。

ミニチュアガーデンぷち庭 の話   イカした先輩
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箱庭遊びというよりも
流派もある、
「箱庭道」ですね

指南書も、
我々造園家の物となんら変わらなく
ミニチュアガーデンぷち庭 の話   イカした先輩
ミニチュアガーデンぷち庭 の話   イカした先輩
これらの設計図などは、
風景画として
見惚れるほどのバランス感覚、
確立された技術を感じます


そもそも庭造り自体も
古来から世相や自然観、
宗教観があってこそですが


それでもそこには間違いなく
作った人たちの
パッションもあったはずで、

やはり人の心を捉えて離さない
一大ジャンルなのでしょう







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この記事へのコメント
いつも楽しく読ませてもらってます

枯山水
シブいシブすぎる
そもそも勝ち負けが分からない
判定になるなら審判がいるのか?
て事は審判の人は判定まで見てるだけ?
でも、ちょっとやってみたいw
Posted by ペルリーノ at 2017年10月16日 18:57
ありがとうございます
ルールは興味ありますがそれを想像するのも楽しいので、あえて調べていません^_^
Posted by ツバさんツバさん at 2017年10月16日 20:26
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    コメント(2)